明日10時から楽天証券サービス開始11周年記念投資セミナーが
オンライン放送されます。
以下がセミナーのプログラムですが、灰色で塗りつぶしているところは
オンライン放送の対象外となっています。
10:00 ~ 10:10 | オープニング挨拶 |
楠雄治(楽天証券 代表取締役社長) | |
10:10 ~ 11:05 | 小泉 純一郎 氏 (元内閣総理大臣/国際公共政策研究センター顧問) |
「日本の歩むべき道」 | |
11:10 ~ 12:05 | 福永 博之 氏 (株式会社インベストラスト代表取締役) |
「ファンダメンタル分析とテクニカル分析からみた株価動向の読み方について(仮)」 | |
12:10 ~ 12:40 | 海外ETFのご案内 「ETFで拡がる投資の世界 (仮)」 |
ブラックロック証券株式会社 iシェアーズ事業部 | |
12:40 ~ 13:15 | 昼休憩 |
13:15 ~ 14:10 | 竹中 平蔵 氏 (慶應義塾大学教授 グローバルセキュリティ研究所所長) |
「グローバル経済と日本の進路 | |
14:15 ~ 15:10 | 堀古 英司 氏 (ホリコ・キャピタル・マネジメントCEO) |
「2010年後半に向けての米国経済・株式相場の見通し」 | |
15:10 ~ 15:40 | 企業IR |
「株式会社ジュピターテレコム(JASDAQ 銘柄コード4817)」 | |
15:40 ~ 15:50 | 休憩 |
15:50 ~ 16:45 | 和島 英樹 (ラジオNIKKEI記者) |
「20年間の低迷相場に終止符? 近未来から予測する株式市場見通し(仮)」 |
やはり注目は小泉純一郎元首相の講演会です。
格差社会を生み出した元凶のように語られる小泉さんが
どのようなことを語るのかが注目されます。
あと、竹中平蔵さんの講演会がオンライン放送されないのが残念です。
小泉さんと竹中さんのセットで聞きたかったですね。
ちなみに、オンライン放送はUSTREAMで行われます。
これはTWITTERと並び称される評価を持っているサービスです。
私は初めて利用しますが、その点も楽しみです。
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今日は楽天証券サービス開始10周年記念投資セミナーの
基調講演だけに行って来ました。
基調講演の講師は竹中平蔵氏。
私はお話しを伺うのは3回目になります。
いつもと同じように、
問題提起と日本再生に向けた力強いメッセージを
話されていました。
まず、フラット化する社会の話し。
ブラジル銀行東京支店へ電話をした時に
ブラジルのサンパウロのコールセンターに転送されたそうです。
グローバリゼーションとデジタル革命のおかげで、
コールセンターの地理的な位置はあまり意味がなくなってきており、
人件費の安い国にコールセンターを作っておけば、
日本にコールセンターを作る必要は無いとおっしゃっていました。
そういえば、先日、東京テレビのガイアの夜明けで、
KDDIのコールセンターの雇用環境が悪いため、
労働組合を結成して、会社と闘うという話しが放映されていました。
コールセンターに勤務する人の給料は、
次第に人件費の安い国のレベルまで収斂して行くということです。
KDDIの経営者はテレビで叩かれるくらいならば、
海外へコールセンターを移転してしまうかもしれません。
コールセンターを例としていましたが、
多くの仕事は人件費の安い発展途上国レベルまで落ちていく、
「去年の私よりも今年の私の方が能力が上がっていないと
給料は下がり続ける」と、竹中氏はおっしゃっていました。
次ぎは、マクロ経済の話し。
アメリカの経済成長率は-2.8%ですが、
世界恐慌の時は-13%にも達していたそうです。
「100年に1度の金融危機」というのは間違いであり、
これを言い訳にして、野放図な財政出動が行われていることが問題であり、
Policy to Help(助けるための政策)からPolicy to Solve(解決するための政策)に変換しなければ、カンフル剤を何度も要求されることになり、財政がめちゃくちゃになってしまうとおっしゃっています。
また、アメリカ発の金融危機と言いますが、これも当たっていないそうです。
アメリカ ・・・ サブプライムバブル
ヨーロッパ・・・ ユーロバブル、ポンドバブル
中東 ・・・ 資源バブル
日本 ・・・ 円安バブル
サブプライムがトリガーとなり、
複数のバブルが一気に崩壊したのが、
金融危機の真の原因だとおっしゃっていました。
(マルチバブル崩壊)
確かに、アメリカよりも日本やヨーロッパの方が経済成長率の
落ち込みが大きいことや株価が下落していることも説明がつきます。
インデックス投資はマクロ経済分析さえ必要ないものですが、
戦略的にポートフォリオを考えていくためには、
多少でも勉強しておく必要があるように感じました。
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昨日、関西ノムラ資産管理フェアの大前研一さんの
講演会に行ってきました。
大前研一さんの講演料は、5万ドル/時間と言われており、
今回は90分の講演だったので、7.5万ドル≒680万円となります。
野村證券さんは太っ腹です。
さて、今回の講演内容気になった点をまとめておきます。
■国家ファンドの設立
日本の弱点とも言える資源と食料問題を解決するため、
国家ファンドを設立して、資源メジャーや農業メジャーを買収する、
と共に年率10%を超えるリターンを実現するというのが
大前研一さんのお考えのようです。
世界情勢を読み、次に“来るところ”へ、戦略的に投資することで、
年率10%を超えることができることを前提としています。
私は、その前提が困難というか、不可能だと思っているので、
国家ファンドに対しては懐疑的な立場を取っています。
■2025年の経済状況
GDPの国別順位は以下のようになると予想されています。
1.EU
2.アメリカ
3.中国
4.日本
5.インド
6.ブラジル
7.ロシア
◇リスボン条約が成立することで、
EUは大統領、憲法、軍隊を持つ国家としての体をなすことになる。
◇トルコやウクライナもEUに取り込む。
◇ロシアさえも、EUに加盟するかもしれない。
EUの67%の国民は現在でもロシアのEU加盟に賛成している。
理由としては以下のとおり。
・ロシアの軍隊により、国防費が必要なくなる。
・資源を手にいれることが出来る。
・アメリカや中国に対しての恐れがなくなる。
10年後に果実を得るために、ヨーロッパ株のETFで買っておきましょうか(^^;
■その他
今回の講演内容の半分程度は、
大前研一さんの本を読めば書いています。
また、ブロガーの方々が講演内容をまとめられています。
ブログ検索で見つけたものをピックアップしてみます。
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2月8日に行われた『新春お客様感謝Day 2009』 in 大阪
に行ってきました。
伊藤元重教授(東京大学大学院経済研究科)の話しが
勉強になりました。日本、アメリカ、中国の部分をまとめておきます。
■日本
◇日本の老人はお金を貯めすぎている。
老後に必要な資金を150兆円も上回るお金を持っており、使わない。
お金を使わないことが不景気を引き起こしている。
◇消費税を20%以上に引き上げて、医療サービスや環境などに投資して、
景気の回復を図るべきと考える。
※日本の老人がお金を貯めこみ過ぎていることは
大前研一氏の「心理経済学」でも同様のことが述べられています。
■アメリカ
◇アメリカの経済状況の悪さにもかかわらず、ドル高が進んでいる。
ドルに対する信認が背景にあると思われるが、
暴落のリスクがあるのは事実。
◇一方、個々の産業(IT、バイオ、農業、教育)はアメリカ中心であり、
依然としてアメリカが強いと言える。
◇アメリカが復活するのかは、予想が難しい。
■中国
◇東京の20階以上のビルは370あり、上海は6000以上ある。
不動産バブルが崩壊した。
◇中国は共産党一党独裁であるため、「国民の幸福より、社会の安定」を
望む傾向にある。株価の低迷は社会不安を引き起こす危険性があるため、
政府は株価の上昇&安定を政策として取り組むと思われる。
休憩時間に、松本大さんと内藤忍さんがサイン会を行っているというので、
並んできました。。。 と言っても、ほとんど並んでいなくて、すぐに内藤さんに
サインしてもらうことができました!
何か話そうと思ったのですが、変に緊張してしまって、
言葉が出てこず、妻に後で笑われてしまいました(^^;
SHINOBY'S WORLDで紹介されていた夙川のクッキー の
話しがしたかったです。
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野村証券から、
関西ノムラ資産管理フェア2009の案内メールが来ました!
いつも豪華な講演者が名を連ねているので、
楽しみにしているセミナーです。
さて、講演者を見てみると・・・
2/13(金):::::::::::::::::::::: リチャード・クー 氏 「内外から見た日本経済」 榊原 英資 氏 「世界の構造変化とこの国のゆくえ」 海津 政信 氏 「今後の経済展望と株式市場」2/14(土):::::::::::::::::::::: 大前 研一 氏「世界標準で考える資産形成~これから10年の投資~」 中谷 巌 氏 「『日本再生』は可能か~そのポイントは~」 伊藤 元重 氏「資産運用の視点から見た日本経済」
おぉ、今年は大前研一さんが講演されます。
これは楽しみです。
ただし、資産運用のことではなくて、
世界経済のことを中心に放して欲しいです。
キャパが2500人ですが、お早めにお申し込みください。
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